メモ

シリアル番号 表題 日付

859

事前集積艦

2004/09/23

Maritime Prepositioning Ship(MPS)の訳。

地上戦に必要な、ありとあらゆるものを搭載し常に洋上に待機しているローロー船。4,000名の海兵隊または陸軍1個師団が1カ月間行動できる軍事装備の装備を搭載。戦車、装甲車、自走砲、多連装ロケット発射装置、四輪駆動車など1400両、弾薬、燃料、潤滑油、食料・医療備品、専用テント等々である。

2004年9月23日から、横須賀防波堤の外の錨地に停泊している事前集積艦はフレッド・W・ストッカム号(Gysgt Fred W. Stockham)で1980年に竣工、54,298ロングトン、24ノット、全長266m,船幅31.5m,喫水10.2mのロールオン・ロールオフ船である。26名の乗り組みで操船。はじめはマースク海運の貨物船だった。1997年11月にMSCがチャーターしてソーダーマンの名前でMPSRON2艦隊に加わった。2000年5月退役。2001年1月に今の名前でMSCに再就役した。MPSRON2はインド洋の英領、ディエゴガルシア島の米海軍基地を拠点とする。

ここでMaritime Prepositioning Ship Squadron(MPSRON)は事前集積艦隊。

Military Sealift Command(MSC)は米海軍の補給サービスを担当するMPSRON等を統括する司令部。


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