シリアル番号 | 表題 | 日付 |
818 |
沈黙の螺旋 Spiral of Silence |
2004/06/13 |
優位になりつつある勢力が自信を持って見解を表明する。逆に少数派は、公の場での意見表明を控えがちになる。その動きは加速度的に進み、多数派は一層グループを拡大し、少数派はますます数を減らす。それはあたかも螺旋のようだという政治学用語。
俗な言葉でいえば「長い物にはまかれよ」、「勝ち馬に乗る」と同義。
朝日新聞、星浩編集委員
ノエル=ノイマンの仮説。マイノリティがマジョリティの数に押されて意見を言いにくくなり、そのためにますますマイノリティの存在が軽視されてしまう現象。