メモ

シリアル番号 表題 日付

812

足尾銅山の緑化

2004/05/23

緑化開始後50年、緑が戻ってきた。

第一段階:土砂の流失で表土を失い岩盤が露出した荒地に、土と草の種を入れた袋を鉄釘で固定し草原化。

第二段階:草原に根瘤菌を根に持つ、ニセアカシア、ハンノキ、ヤシャブシ、アキグミなどの広葉落葉樹を植林。落葉量が年間4t/haに達し、腐葉土の蓄積を行なう。カモシカ、シカ、ツキノワグマ、サル、キツネなどが入って糞をし、死骸を残す。

第三段階:周辺の広葉樹林からアズキナシ、マユミ、カナギが自然に浸入し、ついにミズナラの幼木が芽を出すに到った。

サル、カモシカが鉱山の廃屋に来て、家屋の床下に入り込み、木材にしみこんだ塩分を舐めている影像があった。多分かって住んでいた人の食料とか排泄物にあったナトリウムを摂取しているのだろう。家畜も草を多量に食する動物には塩を与える。丹沢のアオバトも大磯の海岸で海水を飲むという。 自然では粘土質の土壌で塩分を摂取するという。

NHK-TV


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