シリアル番号 | 表題 | 日付 |
803 |
甲子夜話(かっしやわ) |
2004/04/03 |
1821年11月17日甲子(きのえね)の日に書き始めた九州平戸藩主・松浦静山の随筆集。47歳で引退し、親友の述斎のすすめで15年目から書き始めたもの。驚異的な好奇心であらゆることを取材し記述。池波正太郎や山田風太郎は時代小説のネタをここから採用。
長崎県立猶興館(ゆうこうかん)高校は1880年に松浦家が設立した私学。1779年には静山は猶興館の前身の藩校、維新館を開いた。
静山には34人の子供があり20人は隠居後生まれる。第11女は公家の中山忠能(ただやす)に嫁ぎ、その娘・慶子(よしこ)は明治天皇の生母。
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