シリアル番号 | 表題 | 日付 |
796 |
春待ち症候群企業 |
2004/02/08 |
「景気さえ良くなれば全てを癒してくれる」、「今はたまたま環境がわるいだけだ」と考え、「冬ごもり」という戦略をつる企業のこと。
人員削減、経費削減、投資抑制しか考えず、収益の確保戦略が欠落。春は過去の残像でしかない。
部下を使い、的確に判断する能力は場数で鍛えられる暗黙智である。終身雇用と年功序列で新規採用をとめていれば、今の40才代以下のマネジメント能力を絶滅させることになる。若手をリーダーに抜擢し人への投資を再開しないかぎり将来はない。
産業再生機構専務 冨山和彦 朝日 時流自論