シリアル番号 | 表題 | 日付 |
770 |
外付け機器によるHDバックアップ法 |
2003/11/17 |
●メディア記憶容量
HD: 10Gb-130Gbyte
MO:1.3Gb-2.3Gbyte
CD-R/RW: 600Mbyte
DVD-R/RW: 4.7Gb-9.4Gbyte
*MOは磁場の下で光で強磁性体をキュリー温度以上に熱すると完全に磁性がなくなる性質を利用して記録し、読むときは光だけで読むという原理。そうすると磁気ヘッドが必要でドライブが高価になる。HD程ではないが、磁気ヘッドを記録媒体である磁性体に近く保持するために多少クリーンな環境も必要でメディアはケースに入り高価になる。
*CD-R/RWやDVD-R/RWは光だけで読み書きし、多少のゴミがあってもピント合わせでごまかせるのでCDと同じくメディアは裸でよいので安い。メディアはポリカーカーボネイト円盤上に光で相変化する色素化合物の薄膜を載せている。色素化合物としてはシアニン、フタロシアニン、スーパーシアニン、アゾなどが使われる。
●色素の特徴
*シアニン : 初期CD-Rは全てこの色素が使われていた。低速から高速まで安定した書き込みができるとされていたが、8倍速以上の書込みにはやや弱い製品もある。
(メーカー多数)
*フタロシアニン :
高速書き込みには向いているが低速には向いていない。
(メーカー多数)
*スーパーシアニン :
基本的にはシアニンだが、シアニンを改良したものとされている。
(太陽誘電)
*アゾ : 耐熱、対光性ともに優れているため長期保存に向く。
(三菱化学)
●データ転送速度
USB1.1: 最大12Mbps
USB2.0: 最大480Mbps
IEEE 1394: 最大400Mbps
●内臓HDによるミラリング、自動差分バックアップ、障害時に増設HDをBIOS切替で起動ボリュームにできるソフトなどもあるが、プロ管理者または上級者向け