メモ

シリアル番号 表題 日付

728

大畑町

2003/07/30

青森県下北半島の北端の町、大畑町が税金で港を作り、フェリー岸壁も作ったのに、漁獲高は減り続け、フェリーの運航はとりやめになり、町は過疎になった。住民がどこで間違ってしまったのだろうと昔の豊かだった時代の写真を持ち寄って話し合ううちに、磯があったことを思い出し、税金で護岸を壊して磯を再生したら、ノリ、ワカメ、ウニ、サカナが豊かにとれるようになったとのこと。日本中の海岸をコンクリートで固めて貧しくなっていたわけである。護岸を壊して磯を再生する過程で役所がやった工事というのが石を密に海のなかに矩形に敷き詰めるという工事で、これは磯の代用にもならないことが判明した。自然の磯は疎に、不規則に石を配置している。次年度の予算でクレーンを使って、不規則に石を配置しなおしたそうである。

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