メモ

敗戦後旧軍関係者は公職追放になっていた。しかし朝鮮戦争の勃発で憲法違反にならぬように警察予備隊はできても海軍の再興は日米の誰も考えなかった。旧海軍軍令部で終戦を迎えた吉田大佐が中心となって復員局勤務の余暇に私的勉強会を持ち、開戦時の野村駐米大使（海軍大将経験）経由米海軍にアプローチし、朝鮮戦争を戦い抜くには日本海軍を再興したほうが得策と売り込み、成功。海上保安庁の予備隊として発足させるために設けた極秘委員会の名がY委員会。海上保安庁の予備隊は全員旧海軍の軍人が公職追放を解除されて就任。歴代の幕僚長がこの書類を保管し、ようやく公開されることになった。

ＮＨＫ−ＴＶ