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シリアル番号 表題 日付

620

ジュラ紀

2002/7/21

ジュラ紀(Jurassic Period) 中生代の地質年代の区分で、約2億1200万年前から約1億4300万年前までをさす。この名前はフランスとスイス国境にあるジュラ山脈の岩層にちなんで名づけられた。

この時代の代表的な生物は恐竜。恐竜が登場するのはジュラ紀の前の三畳紀であるが、ジュラ紀は炭酸ガスが多く、温暖で湿気が多い気候で巨大な裸子植物が繁茂し植物食恐竜が栄えた。ジュラ紀の後の白亜紀にはじめて花を咲かせる被子植物が登場する。

ゴンドワナ大陸も分裂する。

恐竜が栄えた理由はジュラ紀はじめに隕石が衝突して気候に変化が生じ、ライバルが居なく立ったためとの説が最近サイエンスに発表された。

白亜紀の終わりに再度隕石が衝突して恐竜は絶滅したとの定説はそのまま。

恐竜が巨大になったのは恐竜には歯がなく、巨大な裸子植物を消化するために消化器官がおおきくなったためという。・・・朝日2002/7/21

ところで約6000万年に一回巨大隕石が衝突するのは木星と土星という2つの巨大惑星が守りきれなかった隕石であるとの説が最近一般的のようである。太陽系が出来る時、チリが適度であったため、水星、金星、地球、火星という小さな惑星群と木星と土星という2つの巨大惑星がたまたまできた。もしチリが多くて3つの巨大惑星ができると不安定で安定な2つの巨大惑星に落ち着く過程で水星、金星、地球、火星という小さな惑星は宇宙のかなたに弾き飛ばされるか巨大惑星に飲み込まれるか、太陽に衝突して消えてなくなる。また太陽系にガスがのこっていると巨大惑星が太陽に近づき、この過程で地球などは飲み込まれてしまう。紫外線を出す星が近くを通過してガスをとばしてくれたおかげで現在の太陽系ができたという。チリが少なければ巨大惑星はできず、ときどき太陽系の外側からくる隕石を補足してくれないので地球に落下する隕石の頻度は1000倍になるという。6万年に1回落下するようであれば、現在のような高等生物に進化する時間的余裕がなく下等生物しかいなかっただろうといわれる。

NHK-TV 2002/7/20


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