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シリアル番号 表題 日付

619

カンブリア紀

2002/7/21

カンブリア紀は古生代の最も古い地層で、約5億7500万年前から約5億900万年前の三葉虫などの海洋性の無脊椎動物が繁栄しはじめた時代である。これらの生物はキチン質や石灰質のかたい殻や骨格をもち、古生代より前の時代のやわらかい体をもつ生物よりも、化石にのこりやすいという特徴がある。したがって、化石が多く発見できるもっとも古い時代である。ちょうどゴンドワナ超大陸があった時代だ。

1835年にイギリスの地質学者アダム・セジウィックがウェールズ地方で地層をしらべたことでカンブリア紀命名されたという。

ウェールズの山がカンブリア山塊(Cambrian Mountains)と呼ばれているのはローマ人がウェールズをカンブリアとよんだからである。


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