シリアル番号 | 表題 | 日付 |
588 |
ド・モルガンの法則 |
2002/1/17 |
ジョージ・ブールと同時代の数学者アウグストウス・ド・モルガンにちなんでつけられた法則で「AまたはBが真である」が成立しなければ、「A,Bいずれも偽である」
ブール代数では
¬(A∨B)=(¬A)∧(¬B)
と記す。
ここで
¬ は not
∨ は or
∧ は and
電気回路ではandは2個のスイッチを直列にorは並列に接続することで表現できる。しかしリンクメカニズムでnotとorは簡単に作れるがandはむずかしい。この法則を用いればnotとorのみからandを作れる。
ダニエル・ヒリス著「思考する機械 コンピュータ」