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シリアル番号 表題 日付

586

やしょうま

2002/1/4

北信で昔食されたもちの一種

うるち米を石臼で挽き、粉に熱湯を注いで、やけどしないように用心しながら手で捏ねて作る。

おしゃかさまに食事を作っていた「やしょ」という老婆がこれを作ったところおしゃかさまが「やしょ、うまい」といったので「やしょうま」と名つけられたと伝えられている。 やわらかいうちに食す。

やしょうま

関東地方にある”豆餅”も同じ類のものだろう。

九州にも「かんころ餅」と呼ばれる同様のものがある。サツマイモを薄く(5-6mm程度)切って湯がいた後、硬くなるまで日に干す。こうしてアク抜きして出来た煎餅状のものを 「かんころ」と呼び、昔は長期保存食として重宝した。この 「かんころ」に「もち米」を入れて臼で搗いて作ったのが 「かんころ餅」。

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