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561

シグナリング仮説

2001/10/17

2001年のノーベル経済学賞受賞のスタンフォード大学のマイケル・スペンス教授が提唱した仮説。

情報の非対象性の存在によって品質を直接監視できないときには、その情報と関係の強い観察可能なものをシグナルとして利用することになる。

例えば学歴と生産性が相関関係にあるのなら経営者が教育水準の高い者に高給を払うのは合理的であり、働く個人にとっても能力のシグナルを示すために学校に行くのも合理的な行動となる。

しかしGEの偉大な経営者ジャック・エェルチは学歴というシグナルは役に立たないと経験から学ぶ。管理職の能力は直接当人と話しながら感じ取るしかないのだと。


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