メモ

シリアル番号 表題 日付

396

雪玉仮説

99/12/15

●1992年に米国の研究者によって提唱された仮説

●米ハーバード大のポール・ホフマン教授(地質学)がアフリカのナンビア北部の7-6億円前の地層中の炭素の同位体比がこの雪玉仮説で説明できると1999/10デンバーの米地質学会で発表

●ホフマン教授の1997年の現地調査に協力した岐阜大川上紳一助教授(地球惑星科学)は氷河堆積層と炭酸塩岩を含む地層がそれぞれ交互に2層ある

●東大の田近英一助手(地球惑星科学)はシミュレーションで雪玉地球になるのに数十万年、持続時間数百万年、溶けるのに千年と発表

●二酸化炭素が現在の350倍になれば氷は溶ける

●二酸化炭素は火山活動により供給される

●5億5000万年前のカンブリア紀に生物が爆発的に進化したなぞがこれで説明できるかもしれない

●超寒冷時代はこれより前にもあったという

ー1999/12/15朝日新聞夕刊


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