メモ

シリアル番号 表題 日付

279

パーシバル・ローウェル

98/4/5

●ローウェル家はボストンの2大名家の一つ

●綿紡績で富をつくる

●紡績業の経営は放棄

●大森貝塚発見者のエドワード・モースと親しく、日本を知り、日本に3年滞在。日本を紹介する本を書く。

●ラフカディオハーン来日のきっかけとなる

●イタリア・ミラノ天文台のスキャパレリ台長発見の火星表面のcanali(線条)をcanal(運河)と誤解してみずから天文台をつくり観測109個の運河を発見したと発表。世間に大きな反響をあたえたが、これは思い込みによる錯覚であった。

●しかし得意の軌道計算では海王星の外にもう一つ惑星があると予測し、ローウェル死後、兄のハーバード大学総長アボットが最新鋭の望遠鏡を天文台に寄付して観測した結果、新惑星を発見、これをパーシバル・ローウェルのイニシャルPLをとってPLUTO(冥王星)と命名

●運河説は間違いであったが、ロバート・ゴタードなど後進に夢と目標を与えた功績は大きい。

朝日新聞日曜特集:100人の20世紀


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