メモ

シリアル番号 表題 日付

260

イタリア旅行(1995/5)

1998/1/17

●ジェノア、ベネツィア、ピサの海洋国家、ボローニャ、フィレンチェのルネッサンス都市、サンジャミヤーノ、シエナ、ペルージャ、アッシジ、ウルビーノ、サンマリノなどの中世都市国家とビンチ村などのトスカーナの田舎を歴訪するバスの旅。

●中世の都市国家はいずれも小高い丘の上に城壁に守られた城砦都市で、現在も生きた状態で良く保存されており、ヨーロッパの中世が暗黒の時代ではなく、豊かな文化を育んでいたことが、圧倒的な迫力で納得できた。。丁度、木々の芽が出る時期と重なり、ビンチ村を訪れて、イギリス人がトスカーナ地方に憧れる理由がわかった。

●アッシジからウルビーノに抜けるアペニン山脈の優しくも、雄大な自然と、ウルビーノからサンマリノへ抜ける花々の溢れる丘の上のドライブは我々だけが独占して良いのかと疑うほどの美くしい自然であった。

●一方、スーツ姿で高級犬を連れたり、ワイシャツを着てハーレーに着飾った彼女をのせたりして近代都市ミラノ一番のファッション・ストリート、モンテ・ナポレオーネ通りを散歩またはブティックに乗り付ける粋な人々が多くいるのを発見。米国流と違うファッション文化を創造するヨーロッパの奥の深さを知らされました。このような旅は2度とすることは無いでしょう。

●アッシジは1997年の地震で大損害。ジオットの壁画が剥落。神父さんが4名死亡。


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