メモ

シリアル番号 表題 日付

256

テロメア

1998/1/15

●我々の細胞は60回分裂すると分裂が止る。寿命の終わりである。ところが生殖細胞は無限に分裂できる。これた遺伝子の末端にあるテロメアという部分が分裂毎に欠け落ちて全てなくなった時に寿命が尽きる仕掛けになっているのだが、生殖細胞だけはテロメアーゼにより欠け落ちたテロメアが修復されるからであると分かった。 テロメアーゼにより欠け落ちたテロメアを修復しても我々の体細胞は協調ある細胞分裂ができなくなり、癌化するだけで不老長寿の秘薬の開発は不可能である。テロメアは進化の過程で必要だから発達した機能である。・・・14日のNHKのニュースで報道あり。

●染色体のヘテロクロマチン構造からタンパク質がはずれてゆくことが細胞老化の本質という別の仮説がMITの今井真一郎らによって出された

・・・1998/11/30朝日新聞


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