メモ

シリアル番号 表題 日付

225

中江丑吉

96/10/6

中江兆民の子。七高、東大卒、若いころは放蕩無頼ざんまい北京で読書と思索にはげむ。戦中52才で没。

●1931/9/18柳条湖事件(満鉄の線路爆破)での発言
「これは世界戦争の前兆だよ」

●1937廬溝橋事件での発言
「世界大戦争の序曲」

●対米開戦時の発言
「タヌキがのぼせて機関車目がけてぶつかってゆく」

●戦中の発言
「軍部というやつが負けてふみにじられて嫌というほどゴーカンされる図を、生きてみてやる」「しかしその時はわれわれ国民も全部ゴーカンされるんだ」「終戦後の天皇は帽子(シャッポ)になる」

●書簡より「この歴史の最進歩的段階が更により発展せんとする時代に、よしんばどんな混乱や崩壊があっても、もし懐抱する確信と見通しが無いなら、人間はその一貫して絶えざるヒューマニティーなる名の下に、何のために、有史以来だけでも一万年に及ばんとする今日までの生活を継続し綿々呱々(ここ)として絶えざるヒューマニティーを持続し、さらに発展せしめんとするのか」

朝日記者河谷史夫の随筆


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