メモ

シリアル番号 表題 日付

224

マツタケ

96/10/5

●松茸は菌根菌である。松と共生関係にある。すなわち松の根から養分をもらい、松に別の栄養分を与えている。従って人工栽培はむずかしい。

●他の茸は木材腐敗菌に属する。椎茸などが代表。

●えのき茸はカビに弱く、無菌栽培が必要。

●胞子は一核で菌糸は出すが、茸にはならない。核を異なる菌糸からもらい二核になってはじめて茸が出る。従って人工栽培は茸の一部を培地に植えつけて栽培する。

●トリュフもカシやブナの根に寄生する菌根菌の一種で人工培養は困難。フランスでは苗木に菌を付着させる方法で6ー7年かけて栽培しているが、日本の近畿大学で菌床栽培に成功した。
朝日1996/10/16


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