シリアル番号 | 表題 | 日付 |
220 |
日本の選択 |
96/8/17 |
●論者
ー日本在住のオランダ人ジャーナリスト:K.V.ウォルフレン
ー精神病理学者:野田正彰
ー社会学者:橋爪大三郎
●選択をしないのは、責任を取ろうとしないため
●日本のジャーナリストは政治家はダメ、官僚は良しとしてきた。しかし、仕組みとしては、官僚をコントロールできるのは政治家である。審議会は国民の代表ではない。
●日本の司法は審査が遅く、実質機能していない。
●日本のジャーナリストは勉強不足。思考のワンパターン、「おそれ」が支配しており、全てが報道されていない。
●日本のインテリは「おそれ」のため自分の言葉をつかわず他人のことばを使う。「おそれ」は権力に対しである。
●アカウンタビリティーとは広く世間に解釈されている「説明責任」となっているが原語の意味は「権力を持つ人の行為の選択の結果を問いただすことができること」である。新聞や人々が権力に問いただすことである。
●「しかたがない」という言葉は権力におもねることば。
●インテリとは知識をもっている人のほかに、知恵または常識を持っている人のことをいう。人は正しい情報を与えられれば、正しい選択をするものである。日本のインテリは行動にでない。
●八機一宇