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シリアル番号 表題 日付

1522

脂肪細胞
2017/11/07

adipocyte(脂肪細胞)

細胞質内に脂肪滴を有する細胞。単胞性脂肪細胞(白色脂肪細胞)と多胞性脂肪細胞(褐色脂肪細胞)とに分類される。この脂肪細胞が抱える脂 肪が増えるとレプチンという飽食シグナル物質を放出し、交感神経活動亢進によるエネルギー消費増大をもたらし、肥満の抑制や体重増加の制御の役割を果た す。脳の視床下部の多数の核に発現して食欲を抑制している。ただ過剰なレプチンは交感神経の活動を亢進させ、血管を収縮させること等により、血圧を上昇さ せる。

低糖質食として、低糖質で脂肪をとってもすぐエネルギーとして消費されるので脂肪細胞は太ることはないからレプチンがでることもない。


筋肉細胞

運動するとインターロイキン6(IL6)という情報物質を放出する。インターロイキン6は脂肪細胞から分泌され、脂質代謝に関与するアディポカ イン(英:Adipokine)と呼ばれるグループに属する。T細胞やマクロファージを活性化させ、血管壁を痛める。インターロイキン6はまたT細胞やマ クロファージ等の細胞により産生されるレクチンでもある。レクチンは凝集素とも呼ばれ,糖鎖と結合する性質をもつタンパク質。


骨細胞

オステオカルチン:オステオカルシンは骨芽細胞のみから分泌され、代謝調節および骨形成促進性に働くものと考えられている。また、骨の石灰化とカルシウム イオンの恒常性維持に関与すると考えられている。ホルモンとしての作用もあり、膵臓のβ細胞に働いてインスリン分泌を促したり、脂肪細胞に働インスリン感 受性を高めるタンパク質であるアディポネクチンの分泌を促進するとの報告がある。

オステオポンチン:破骨細胞が分泌する分泌性糖タンパク質。骨芽細胞、腎臓細管細胞、マクロファージ、活性化されたT細胞および血管平滑筋細胞を含む多く の細胞によって分泌される高酸性、カルシウム結合性、糖鎖結合のリン酸化タンパク質として知られている。かっては老化の原因物質とされており、この『 オステオポンチン』を減らすことで老化が抑制され、身体の内外に若返りをもたらすと言われている。

Rev. January 7, 2018

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