メモ
シリアル番号 |
表題 |
日付 |
1486
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テキスト論
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2015/09/24
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「作者の死」
文章を作者の意図に支配されたものと見るのではなく、あくまでも文章それ自体として読むべきだとする思想のことをいう。
ヴィットゲンシュタインの分析哲学では「言語論的転回」を通じて、現代的な問題設定や分析方法の革新が行われてきたと言われる。
理系人間はテキスト(言葉)がなくとも数式や図形で物事を認識できる。しかしそういう訓練を積む経験を持たない文系人間は直観がなく、他人が作ったテキストでしか理解できない。だから付和雷同し、つるむ(きずな)事しかできない他動的人間となる。
不幸なことにテキストはできた瞬間にそれを作った人とは別に死ぬのだ。死体に従う滑稽さがわからないのも文系人間。
Rev. September 29, 2015