メモ
シリアル番号 |
表題 |
日付 |
1476
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腸閉塞
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2015/09/06
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山仲間4人が池袋で飲んでいた時、一人が突然腹痛を訴えた。ホテルを確保したが腹痛がますますはげしくなるため、救急車で長汐病院へ。そこで初め
て吐く。胃液を抜き
取ったが、腸閉塞と診断され、手術前提で豊島病院に転院。そこで一晩かけてカテーテルを小腸の入り口まで挿入し内容物を吸出しなら調べたが閉塞箇所には到達できず、
輸液と抗生物質投与しながら分泌する黄色な胃液を吸い出し続ける。麻薬投与で痛みは消える。翌日もチューブを8m挿入して内容物を吸引し続けたら、屁がで
るようになった。3日後、造影剤注入でX線撮影し、開通を確認した。開腹手術するかという状態であったが、結局3日目に開通して開腹手術は不要となった。
鎌倉のヒロ病院長は症状から見て腸閉塞箇所は小腸の下部のように見える。黄色い液体がでてくるのは胆汁のため。通常小腸では水が分泌され、大腸で吸収され
るという水循環がおこなわれている。水が大腸に到達できないため、体液が失われる。結果、輸液しないと脱水症状になる。胃に貯まる水を常時抜いているの
は、嘔吐を防ぐため。患者の抜き取った胃液の量と、尿の量は失われた水であるから同じ量を輸液で補う必要があるためという。
開腹は腹膜を切るため全身麻酔で呼吸も止める大手術になる。開腹しても大腸菌感染を防止するためにみだりには腸は
切らない。まず手でもんで固化した内容物をもみほぐして自然排便を待つ。
筋にからんでいる腸ねん転の場合はその筋をきればOK。腸ねん転などで血流が止まり腸管が壊死していたらその部分を切除しなければならない。大学の同期のF氏は腸ねん転で入院した日の夜中に手術したそうである。早かったため壊死はなかった。
小腸はガンになりにくいがまれにガンが原因でつまることがある。ガンなど
で閉塞した場合で医者として難しい判断となる。
実は友人でこれを患った人がもう2人いる。一人は2回も手術した。もう一人は切らずに済んだが、開通は若い担当医がどこが詰まっているか調べようと、造影剤をカテーテル経由腸に注入したところ、腸が驚いて内容物を吐いてしたったのがきっかけであったという。
医者がすすめる森下仁丹のビフィーナEX顆粒を毎日服用しているそうだ。同じメーカーはビフィーナSという耐胃酸カプセル入りを販売している。一番人気の
ヘルスエイド ビフィーナSにはビフィズス菌が50億個。 ビフィーナRはビフィズス菌が25億個、ヘルスエイド
ビフィーナEXにはビフィズス菌が100億個配合されているという。
高齢化すると便秘気味になり、腸閉塞になりやすい。私としては「新谷酵素」を毎日服用している。
Rev. August 16, 2016