メモ

シリアル番号 表題 日付

1449

人工甘味料
2014/12/26

人工甘味料にはスクラロース、アセスルファムK、アスパルテーム、ネオテームがある。

全て自然には存在しない物質で使わないにこしたことはない。なかでもスクラロースおよびアセスルファムKが特にあぶないという。

スクラロース

スクラロースは1976年にイギリスでテイト&ライル社 (Tate&Lyle PLC) により、砂糖を基に開発された。お菓子やガム、清涼飲料水などによく含まれている。

もともと「農薬の研究中」にちょっとしたハプニングで発見された物質だという。このスクラロースの分子(C12H19CL3O8)には塩素がついているのだが、塩素と炭素の分子をくっ付けるとオルガノクロライドという分子になる。

一般的なオルガノクロライドとは、ダイオキシン・DDTなどの農薬。厚生省が食品添加物として許可したオルガノクロライドはこのスクラロースただ一つ。

血糖値管理目的で砂糖の代わりに浅田飴製の「シュガーカット」を購入したが数回使っただけで使用中止した。

カロリーゼロのコカコーラにも入っている。

アスパルテーム

必須アミノ酸のフェニルアラニンのメチルエステルと、アミノ酸のアスパラギン酸とがペプチド結合した構造を持つジペプチドのメチルエステルである。甘味を 持つのはL型・ L-型のみで、それ以外は苦味がある。経口摂取されたアスパルテームの大部分が分解も代謝も受けずに体外に排泄される。後甘味でわずかに後引きがある。

フェニルケトン尿症者に対する注意喚起として、L-フェニルアラニン化合物である旨の表示を義務づけている。

味の素の「パルスイート」に調合されているため我が家では使わない。

ネオテーム

ネオテームはアスパルテームの還元的N-アルキル化によって合成されるジペプチドメチルエステル誘導体である。かすかな甘い後味が長く残 る。食品添加物として使用する際にフェニルケトン尿症患者に対する注意喚起としてL-フェニルアラニン化合物を含むことの表示は、日本でも米国でも義務づ けられていない。

アセスルファムカリウム


西ドイツで開発された環状のスルファミン酸誘導体系の甘味料。先味で甘みの立ち上がりが早いためすっきりとしており、後引きが少ないためキレがいいと感じる人もいれば、苦味が混じった不自然な甘さと感じ、後味が悪い人もいる。アスパルテームなどの甘味料と併用される。

味の素の「パルスイート」に調合されているため我が家では使わない。

グリーンウド氏の選択

血糖管理のためには「ラカントS」を使うことにした。トウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモを糖化発酵させたエリスリトールにウリ科の植物「羅漢果」から 抽出したエキスを添加したもの。羅漢果の甘味成分は、多くはブドウ糖と果糖と、特有の強い甘みをもつ成分としてモグロシド(Mogroside、モグロサ イドとも)と呼ばれるトリテルペン配糖体である。モグロシドはヒトがエネルギー源として利用できないため、モグロシドやラカンカ抽出物は、他の植物性の甘 味配糖体と同様に自然派の甘味料として利用されている。モグロシドは他の食品添加物に比べて比較的新しく発見されたものであるため、その安全性の評価がま だ十分ではないとして、一部の生協などでは使用を見合わせている。


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