メモ
シリアル番号 |
表題 |
日付 |
1441
|
原発基準価格
|
2014/08/23
|
経済産業省は21日の総合資源エネルギー調査会原子力小委員会で、原発で発電した電力に一定の価格を決めて電力会社の収入を保証する制度を示したそうだ。電力自由化で電気料金の引き下げ競争がすすむと、原発への投資が回収できなくなる恐れがあるためだという。
経産省が提示したのは、再生可能エネルギーの「固定価格買い取り制度」に似た仕組みだ。まず政府が電力会社が原発で発電した電気に基準価格を決めておく。
電力会社が新電力など小売事業者に市場で電気を売る値段が基準価格を下回った場合、差額を電気料金へ上乗せすることを認めるそうです。
第一それでは電力自由化とはならない。
私は「固定価格買い取り制度」は反対であった。そんなことしなくともPVの単価はさがるからだ。
基準価格には、使用済みの核燃料の処理や廃炉など原発を動かした後に発生するコストも含めざるをえない。英国が導入を決めているとかいうがほんとうんばのか?
こんなことしたら電力原価が高止まりし、日本経済がますます疲弊するか、気骨のある人間はマイクログリッド事業を起業し、一般家庭はオフグリッドに走り、グリッドは舞台から消え去るのではないか?
スマートメーターさえあれば、既存の電柱を有効利用して、マイクログリッド事業が成立する。基準価格に縛られた電力会社は結局舞台を去ることになり、汚染物質だけ残されるということになるのではないか?