メモ
シリアル番号 |
表題 |
日付 |
1432
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オフショア・バランシング
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2014/07/26
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イギリスは18〜19世紀に、安全保障戦略として、フランスとドイツなどの大陸諸国の対立関係を利用して、常にいずれかの弱い方を支援してバランスを維持することで漁夫の利を得ていたとする分析。この戦略が破綻して第1次世界大勃発につながったという。
米国では20年ほど前から、アジアにおいては日本を中国に対抗できる勢力にすべく核武装させ、常に状況を見ながらいずれかの弱い方に付くという戦略により、東アジアの安定を図るべきだ、と提唱する安全保障関係者がかなり出てきている。
ー安冨歩東大教授