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人為的温暖化説懐疑論
2012/12/24

渡辺正「「地球温暖化」神話 終わりの始まり」丸善出版に対する体制派のカスタマーレビューに対するコメント

まず「まさまさ」という体制派ワンパターンの反論
今の世の中で自説を述べるのも勝手ですが、それが認められなければ意味がありません。本は自由に書き、出版も出来ます。しかし、このような説を正しいと思 われるなら先ず、世界の一流誌にそれぞれの個別の主張を論文として投稿して下さい。投稿して第三者の審査(ピアレビュー)を受けて、科学的な厳正な審査を 受けて論文として出版されます。確かにIPCCの報告書には一部に適切でないデーターが使用されていたのも事実です。クライメートゲート事件などは少し環 境に関心がある人なら知らない人はいませんし、これはもうすでに克服されている問題として周知のこと。今更の話で、著者の多くの議論の根拠は既に随分古い 議論です。ある大きな問題が起こると反対議論として向こう受けするタイトルの本が多々出版されるのはしょうが無いことですが・・・はっきり云ってこの著者 は門外漢ですし、また自説について科学者として一流誌でピアレビューされる論文を一つでも書いてこの種の本は出版してほしいものです。

これに対する懐疑派イザナギさんの反論
クライメートゲート事件は全く解決していない。英国議会の委員会がこの問題を調査し、2010年3月に
『研究内容に大きな問題はない』とする報告書をまとめた。しかし、その内容をよく見ると、すべての調査項目で、委員4名の意見がきれいに3対1に割れてい る。多数決でかろうじて“問題なし”とされているだけ。多数派の3人はもともとそういう政治的立場。2010年4月には、外部専門家7名による委員会が、 問題となった研究内容について評価を行った。こちらは、調査委員長が風力発電企業の経営者であったことや、調査期間がわずか3週間、報告書の分量も5ペー ジにすぎなかったことが、メディアの批判の的になった。
6月4日には、事件によって疑惑の的となった研究者、マイケル・マンに対し、同氏が所属する米ペンシルバニア州立大学が行った調査の結果をだした。しか し、調査委員5名全員が同じ大学の身内ばかりでは、公平な調査とは言えない。7月7日にデータ流出元の英イーストアングリア大学が出した調査結果も、事件 の当事者を強く追及しないトーンであった。しかし、こちらの調査でも、いわゆる人為的温暖化懐疑派へのヒアリングは一切なされていない。
IPCCの第一次報告書では、北半球の過去1100年の推定気温表では中世温暖期が明確に表示されているのに、第三次報告書では10〜14世紀の中世温暖 期が消されて産業革命以降の1900年を越えたあたりから、急激に気温が上昇しているように見せかけたのがいわゆるホッケースティック・グラフ。
第三次報告書では15世紀〜19世紀の小氷期も削除されていて、その後の1800年以降に、寒冷期から温暖期へ移行する気温上昇も消されている。これは産 業革命以降に気温が上昇していないと、CO2の影響にできないから恣意的に書き換えられたもの。近年世界中でハリケーンが増加しているとIPCCが報告し ている件についてデータを用いて、逆に近年減少していることを説明している。また、北極の氷は2002年以降、減少傾向だがが、逆に南極の氷は厚くなって いるとデータを用いて説明をしている。公式発表論文などを参考に鑑みれば、北極の氷が減少し、南極の氷が厚くなるのは、太陽の北半球に黒点が多く現れるよ うになり、また、2002年以降に80万年振りに太陽と地球の極移動(ポールシフト)が急激に進んでいる事が原因ではないかと考えられている。当然、太陽 の極移動は地球にも影響を与えているし、地球にも極移動が実際に起こっている。北磁極のポールシフトは、過去 50年間で移動した距離のほぼ半分の距離をこの10年間だけのあいだで移動した。これは言い換えると、ポールシフトは、この10年間で明らかに早くなった ということ。1860年以降、磁極のポールシフトの移動距離は50年ごとに約2倍ずつ増えています。特に過去10年の磁極の移動は北極の氷の減少と絶妙に リンク。(Alarming NOAA data, Rapid Pole Shift Modern Survival Blog 2011.01.16でNASAが詳報 )
1・地球の大気は酸素・窒素・水蒸気・その他のガスで構成されているが、酸素・窒素・水蒸気・その他のガス・二酸化炭素の割合はいくらか?
2・国立環境研究所の江守正多氏は『二酸化炭素が増えれば温暖化する証拠が金星です。』と論文の中で説明されているが、金星は気温460℃、90気圧、大気の96.5%が二酸化炭素。太陽との距離は地球と太陽の距離の約半分。これに対し地球は1気圧。
また、地球は大気層が薄くて地表で1気圧だから平均気温が17℃程度。 金星は大気層が厚くてその分の重さがかかるから地表では90気圧となる。その為、空気が押しつぶされて気温が高くなる。フェーン現象も同じ原理。
3・エベレストやヒマラヤの頂上の気温が低いのはなぜか?ちなみに対流圏では対流と気圧と熱力学の第一法則により気温の高度分布が決まる。

さらに通りすがりさんのコメント

傑作でわたしは思わず一人で拍手してしまいました。
まさまさ様にご質問。「ピュアーレビュー」とは何ですか? 研究畑にいる人はむろんのこと、研究畑のことを外野からチラリと眺めただけの人でさえ、思わず爆笑してしまうコトバですが‥‥。
研究界で使う用語は peer review(ピアレビュー。ピア=同業研究者) です。
ちなみに、peer reviewが「厳正」なものばかりではない(とりわけ、巨額な研究費がからむ狭い分野だと、少数のボスが仕切ってバイアスがかかりがちな)ことは、何十年も前から、ほんの少しでも研究に首を突っ込んだ人には周知のはずですが‥‥

心如さんのコメントは

まさに、地球温暖化神話の信者が書いたコメントの典型ですね。自分の頭で考えず、権威や専門家を自称する御用学者の言うことを真に受けてしまった可哀そうな人と言わざるを得ません。


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