メモ

ユーゴスラビア出身のデュシャン・ポポフは英国MIに所属しながらドイツのスパイでもあった。

『007-ジェームス･ボンド』シリーズの作者イアン･フレミングは当時英国諜報部に所属していたが、彼の任務はそのポポフを監視することだった。

ポポフをモデルに書いたのがジェームス・ボンド。ポポフはスパイ活動を行うと同時に、常に有名女優やモデルと交際し、カジノで大金を使うなど華やかな生活を送った。

友人の川上氏から伊東三郎氏の「グッバイ・ジャパン」現代企画室刊がいいと紹介された。朝日新聞の元同僚が書いた本らしい。舞台は日米開戦前夜の東京。権謀術数が渦巻く混沌のなかから、歴史的スクープを連発した駆け出しの米国人記者の紹介とか。スパイとはどこにいるか分からないからスパイなどだということがわかる。