メモ

法律の文理解釈にのみ固執し、結果として困った状況を引き起こしてしまう人たち。法律を使う人に対する侮蔑語。発音が「放庇」（屁をひること）と同じことからも侮蔑的な響きが一層助長される言葉。なお、「匪」とは、 集団で略奪、殺人、強盗等を行う賊を意味する「匪賊」という言葉で使われる。

官僚の「わたり」などを禁止する国家公務員法を骨抜きにする政令をドサクサにまぎれて麻生内閣が通したことを批判して、弁護士出身の民主党議員仙谷由人（せんごくよしと）が予算委員会で 「これは霞ヶ関のクーデターだ。堂々と法律に違反する条項が政令に書き込まれた」と指摘。政令を主導した検事出身の内閣法制局長官宮崎礼壹を「法匪」と呼ぶ。そして自民党議員連中を「へこをかつぐ」連中だときめつけた。

官僚が二世、三世の世襲議員で固めた無能な自民党を見くびって勝手なことをするようになったことを昔の軍部が政治をこけにして戦争に向かってひた走ったことに例えた。