シリアル番号 | 表題 | 日付 |
1230 |
シニョレッジ |
2009/01/06 |
王権ともいう。
ドルが自己循環論法により基軸通貨であるかぎり、発行ドルの7割は米国外で貿易の決済に使われている。ということは7割は米国産物品と交換を要求されずに済むという特権の地位にあるということである。
一旦世界中の人がドルに対する信頼を失うとこの7割の余剰ドルを米国産物品と交換しようと殺到するためドルはハイパーインフレに陥り、米国経済は崩壊する危険を秘めている。
そのとき、初めてバンコールなどの国際通貨が生まれるのだろう。それがいつかは分からない。多分数十年先か?