メモ

シリアル番号 表題 日付

1163

脚ブロック

2007/10/25

心臓の右または左の脚の刺激伝導系が障害された状態。His束より伝えられた刺激は右脚には伝導されず、左脚のみに伝導される。このため、左室の興奮が先に起こり、その後、左室(心室中隔)を介して右室に興奮が伝えられる。

左脚の障害により、左室に向う興奮が伝導されない状態である。このため、正常伝導で伝えられた右室からの興奮が、遅れて左室に伝わることになる。

基礎疾患に心筋梗塞を有する場合、左脚ブロックの出現は広範囲の心筋障害を示すことが多い。

2007/10月の鎌倉市の健康診断で心電図に軽度の左脚ブロック特有の波形が見られるという。2006年の波形にもそれが見えていたが、医者は指摘しなかったのだろうという。先天的なところもあるという。山登りしているというと、スポーツ心ともいうべきもので心臓が肥大しているかもしれない。「心臓が大きくなると、伝達遅れが大きくなり、ゆっくり収縮するから血管が硬くなっても血圧は上昇しません。尿にタンパクが少しでているのであなたも歳相応に血管が血管が硬くなっているでしょう。しかし脚ブロックのため血圧は上がらないのです。血圧だけで判断してはいけません。スポーツもやりすぎると寿命を短く しますよ」と警告された。渡辺医も登山が好きだが膝がダメになってやめたそうである。山はゆっくりのぼるようにと注意される。

そういえば登山でも散歩でも歩き始めに心臓がトキトキと苦しくなることがある。ゆっくり歩くようにすれば直るのはここに原因があったと気がつく。これは50代から始まっていたと記憶している。

脚ブロックより尿にタンパクがでるほうが当面は重要であろう。1週間後判明する血液検査の結果が出るまでに腎臓機能の検査を、少ししてみようと尿検査試薬キットを購入し、起きたての尿を調べたが異常はない。食後2時間後には糖分が少し大目に出るのは腎性糖尿のためで、いつもと同じ。この時には血液中に中性脂肪がでているはず。これも50才台から始まったことだ。

1992年の超音波検査で単純性腎嚢胞が見つかったまま放置していたことも気になっていたからである。これが多発性嚢胞になってはかなわない。 腎臓機能は早期には食事療法、薬で治療できるという。早速椎貝達夫の「腎臓病の話」を買って勉強する。血液検査の結果 ではクレアチニンは正常値であったので心配はないようだ。中性脂肪はいつものように177mg/dlで軽度異常である。酒は控えているが大好物の甘いものを制限しなくては。

Rev. October 30, 2007


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