シリアル番号 | 表題 | 日付 |
1046 |
ミッシングリンク |
2006/06/13 |
地球上において炭酸ガスの年間発生量が植物などの光合成による固定速度を上回っているのに空気中の炭酸ガス濃度の上昇速度が遅すぎるのは海洋にいまだ知られざるリンクがあると考えられていた。IPCCによればこの炭素量が23+-5億トン/年
水産総合研究センターはネオカラヌスというミジンコに近い動物プランクトンが初夏に海の表層で植物プランクトンを食べて育ち、夏に水深500-1500mの深海に移動して休眠し、早春に産卵して死ぬことにより炭素が深海に移動するが、対流で表層に出てくるまでには数百年かかるためという。
海表面積1平方メートル当たり4.3グラムの炭酸ガス由来の炭素が深海に運ばれているという。
ー朝日記事