メモ

シリアル番号 表題 日付

116

ウイリアム・ハミルトン教授

93/12/1

●オックスフォード大

●個体は自分の遺伝子を残すために行動する

●生物に性があるのは病気に対抗するため

-自らの遺伝子をより多くのこすには無性生殖のほうが都合がよい。しかしウィルス・細菌などの進化は速い。寄生される側は性を持つことで遺伝子の組み替えを可能にして対応した。いろいろな表現型を持って多様化することで病原体の速い進化に対抗した。根拠は再度無性生殖に戻った昆虫や植物がある。共通点は寿命が短いこと。配偶者をさがすという面倒なことはやめてしまえということ。ヒトも薬が進化すれば女性だけですむ。

-ダーウィンは有利な突然変異を速やかに広げるためであるとした。

●包括適応度

-働きバチなどの利他的行動のナゾの説明として同じ遺伝子をもっている確率の高い兄弟や近親者まで拡大して(包括)子孫を多く残せたか(適応度)と考える理論。博士28才の成果。

●進化論は証明不能であったが、コンピュータによる人工生命によるシミュレーションによって可能となったとかんがえる。

●1993年57才。


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