読書録

シリアル番号 824

書名

魔都の港

著者

伊吹山四郎

出版社

文芸社

ジャンル

歴史

発行日

2006/5/15第1刷
2006/11/20第2刷

購入日

2006/12/10

評価

アイビーホール青学会館で開催された株式会社竹内良夫事務所の開設14周年記念「講演と報告の会」に出席して竹内良夫氏にいただく。

竹内良夫氏は元運輸省港湾局長、関西国際空港初代社長を退任されたあと、株式会社竹内良夫事務所を運営してきたが2007年には事務所を解散するという。

一高・東大の土木の先輩の伊吹山四郎氏が父伊吹山徳司の人生を時代背景とともに描いたもので、当時の歴史を知るには格好の書物である。

伊吹山徳司は盛岡の秀才で一高・東大を卒業して日本郵船に入り、留学後上海支店に配属されて中国の発展のためには河港ではなく海外貿易のための海港を外海に建設しなければならないと いうビジョンを持った最初の日本人だったという。

上海に完成しつつある新上海港はほぼ伊吹山徳司が構想したように完成しつつあるという。


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