シリアル番号 | 689 |
書名 |
空母艦爆隊 艦爆搭乗員 死闘の記録 |
著者 |
山川新作 |
出版社 |
光人社NF文庫 |
ジャンル |
歴史 |
発行日 |
2004/7/12新装版発行 |
購入日 |
2005/3/31 |
評価 |
良 |
”奇蹟の雷撃隊”を買ったついでにシリーズのこの本も買った。なぜなら伯父田中一は空母龍驤の九六式艦上爆撃機のいわゆる空母艦爆パイロットだったからである。
ミニ空母 龍驤
山川新作氏は空母艦爆パイロットだった。かれがまさか太平洋戦争に突入するとは知らずに空母龍驤に九六式艦上爆撃機で着艦訓練する場面もでてくる。ワシントン条約に合わせて建造した長さ160m、幅23mのミニ空母のため、着艦時、高速で流れる海面が見えて恐怖感を催したという、伯父が経験したであろうことが書かれている。
九六式艦上爆撃機
この本で、子供の頃、赤トンボとよばれた二枚翼の練習機が豆島飛行場でエンジンを切ってキリモミ状態に入りそこから生還するという訓練をしているのを見た 。これは陸・海軍共用の九三式中間練習機だとわかった。
赤トンボ