読書録

シリアル番号 459

書名

地図のない道

著者

須賀敦子(あつこ)

出版社

新潮社

ジャンル

エッセイ

発行日

1999/10/30

購入日

2001/01/16

評価

朝日新聞学芸部員清水克夫がベネチア紹介記事で須賀敦子さんのエッセイを引用したことによりその存在を知る。妻の蔵書にあることを知り、1973年の大晦日に鐘の音を聞きながらベニスの夜の町をさまよったことを思いだしながら北陸の雪の中の旅すがら1日で読破。そのしっとりとした感性に共感しつつ、強い感銘を受ける。「地図のない道」は1998年に没した敦子さんの遺作であるが、早速その処女作「ミラノ霧の風景」も妻の蔵書から取り出し読み始める。


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