読書録

シリアル番号 1395

書名

オッペンハイマーはなぜ死んだ 長崎に原爆が落とされた謎を解く

著者

西岡昌紀

出版社

飛鳥新社

ジャンル

評論、歴史

発行日

2021/10/8

購入日

2021/9/26

評価



西岡さん新著である「オッペンハイマーはなぜ死んだ」をいただき一気に読破しました。

その巻頭でオッペンハイマーとグローブズ将軍が談笑しながらする写真を著者が示す。そして戦後オッペンハイマーは咽頭癌でなくなっているのに一方グローブズは天寿を全うしているちと指摘する。

将軍はデスクワークだから放射線を浴びるテャンスはほとんどないという西岡さんの推論でした。

そういえばもう一人の物理学者の高名なファインマン氏もマンハッタン計画に参加するためロスアラモスに勤務している。後年チャレンジャー号事故調査報告書を書いた後、ガンで死去している。

まー!物理学者のほうが放射線をあびているのだろうから、キューリー夫人も当然、がんで死亡しています。

物理学者であり科学者であり現場と格闘するヒトは同じ運命だと思っています。

わたしも試運転で死ぬかもしれぬなどありました。運よくはずれただけです。


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