IQについて


 

先日、鎌倉プロバスクラブの定例会議で、この会の会員でもある鎌倉在住のサンフランシスコ生まれの米国人(白人)と親しく話した。彼は民族の優秀 さは教育などで多少変えられるが遺伝子が悪ければ教育でもどうにもならない壁がある。その遺伝子の優劣は平均IQ(Intelligence quotient)で計測できる。その計測されたIQは日 本、朝鮮半島、中国沿岸地帯が世界で一番高く、白人、中近東人、アフリカ人と言う順になる。

彼は日本はこれから移民を受け入れるようだが、アフリカからの移民はいれないほうがいい。もし入れればアメリカのように没落する。そして白人すらあまりいれないほうがいい。と自分は白人のくせしてそういうので驚いた。

ヨーロッパ人でもドイツ系アシュケナージユダヤ人のIQが高く、世界の金融は現在、彼らににぎられているというのは良く指摘され、米国のリーダーはこれらの子孫に握られている。

彼に根拠はあるのか問いただしたところ、あるというので調べたところNations and intelligenceというwikiがでてきた。イギリスの学者リチャード・リン(Richard Lyn)、フィンランの学者バンハネン(Tatu Vanhanen)の共同研究による世界のIQランキングだ。

人類がアフリカを10万年前にでて、ユーラシア大陸を東に拡散する間にIQの高い人間だけが生き残って淘汰されたと考えれば説明が着く。

では日本人は中国のどの部分から渡ってきたのかというと、中国人の地域ごとのIQが一目でわかる地図 日本人のルーツとの関係は?が見つかった。北京や上海にIQの高い人材が集まるのは当然として、やはり日本に近い沿岸部のIQが高い。そういう意味で今、日本を先頭にしたアジアが一歩先を行くヨーロッパやアメリカに追いついて、もしかしたら中国が先頭に立つ可能性もでてきたことは理解できる。

ただ問題は日本も中国も官僚統制国家であるため、上からの目線での一方的な教育で持てるIQが発揮されないため、ヨーロッパの後を追うハメになった過去がある。

現在も脈々と残る文部省がおこなう画一的抑圧教育は折角の日本人が持つすぐれたIQを押しつぶしているのではないかという疑問がふつふつとわき上がる。かくして

文部省の権益を守る「知識一律押し売り文部行政」+日本人の高い平均IQ < 「個性を尊重し、個人が独自にかんがえながら他者と協調する実践教育」+米国の低い平均IQ

という式が成立する。

米国は平均IQは低いが、当然IQは遺伝子の性能であり、これは正規分布分布しているわけで少数の高IQの突破力で世界を睥睨しているといえる。しかしこ の方法は貧富の差が大きくなり、社会が不安定化してトランプのような政治家が支持される温床になる。そういう意味で文部省の方針は国民を洗脳して「みんな でビンボーになれば怖くない」、すなわち社会がひっくり返ることはなく、文部省の役人はその権益をユックリむさぼれる。

現に米国の平均IQは低いが、東アジアからの留学生をうまく使って先端産業を維持しているといえる。Googleすら人材を求めてスイスにエンジニアリングセンターを持っている。

けしからんといって文部省をつぶしても成果がでるのは100年後。そういう意味で日本はすでに終わっている。じたばたしてもしょうがない。

IQは天からあたえられたもので我々はどうしようもない。民族浄化の「偉大なるアーリア民族」思想は狂気の思想だし。ユダヤ民族の大量虐殺にしたってビンボーになった大衆の憎悪の結果にすぎない。

クリスパー・キャス法で遺伝子組み換えは可能となってもIQとの因果関係わかっていないから何もできない。どういうわけか、あの子カワイイとボーとなって遺伝子は受け継がれるわけですから。神様はサイコロを振る権利は手放さないでしょう。

September 20, 2018


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