元東京電力副社長・日本原燃社長・原子力委員 現原子力学会シニアネット連絡会会長
二酸化炭素に起因する地球温暖化とは本当か?石油代替と期待される新エネ、原子力は大丈夫か?について講演予定。また10月30日には地震で停止中の柏崎・刈羽原発見学 会をアレンジしてくださる。
竹内哲夫氏は1967-68年にかけて建設された日本発初の根岸LNG基地の電力側担当者だったとのことで、建設側で基本設計を担当したものにとっては奇遇であった。
氏は若き頃、日本には原子力が必要だと認識して原子力工学を学んで東京電力に入り東海村のガス炉の核設計に携わったが、石油火力の波に押し流され30年間火力畑で過ごし、副社長になった。その後日本原燃六ヶ所村の社長になり、電力を代表する原子力委員になった原子力は中抜けのキセル原子力屋。
まずピークオイル説を紹介。ただ二酸化炭素を地球温暖化の主原因とする論には異議を唱えている。ポスト化石エネルギーの本命は原子力としている。ウラン資源の可採年数は85年だが、プルサーマルで1.2倍、高速増殖炉で60倍、海水1トンに3mgのウランが溶けているのでこれをアミドキシム樹脂で回収すれば無限の資源となる。
August 28, 2008
Rev. October 31, 2008