リカンベント自転車

10年以上も昔のことだが、朝日新聞が米国のフリーランス・ライターが自転車に商売道具のパソコンを積み込んで旅を しながら、原稿を書き電話回線経由送って暮している記事を読んだことがある。そのライフスタイルよりも彼の乗っていた自転車がとてもユニークで忘れられな い。上向きに横たわって乗るのである。

最近2回程同じようなデザインの自転車を街で見かけた。それで朝日の記事を思いだした。それは決して特注の自転車ではないのだ。娘に問い合わせるとリカンベント車というのだそうである。

早速ヤフーで調べるとRecumbentすなわち寝転がって乗る自転車という意味らしい。殆どベッドのようなものから椅 子スタイルまで各種あるが、本格的なものは仰向きすぎてとても快適とはいえない。グリーンウッド氏は下の通常の自転車との中間にあるものがシルバー世代向 きで気にいっている。腰痛がたえられなくなったらこれに乗り換えるのも選択肢の一つと思っている。

Lightfoot社のRanger Lake 2とかEasyracers 社のTour-Easyなど気に入ったが、ホイールベースが長いのでカーブはきついかもしれない。またこの車種は日本には代理店がないので直輸入しなけれ ばならない。チタンフレームの超高級車でなくとも非常に高価で果たしてその価値があるか疑問に思っていたところ、より自然な姿勢で乗れ、手ごろな値段のReviveシリーズをGiant社が世界規模で売り出した。日本でも簡単に買えるのがよい。

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Easyracers 社のTour-Easy(前20インチ、後26インチ)

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Giant社のReviveシリーズ(20インチ)

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June 27, 2003

Rev. April 1, 2018


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