腰越港の浚渫

2019年1月10日、正月の静かな相模湾に忽然とバージ(サビ色)と大型のタグボートが出現した。アンカーを降ろしたらしく半日そのま まであったが、夕刻、小型のタグボート(赤)が到着し、それに引かれて腰越港の方角に曳かれていった。



大型タグボートとバージ(サビ色)

13日(日)に散歩で腰越港にゆくとバージ、小型タグボート(赤)、そしてバックホーを積んだ浚渫バージが舫っていた。浚渫バージに3本ある紅白の柱 は海底まで降ろして浚渫バージを固定するものだ。16日(水)にはドレッジングしていたがバージは13日に見たものとは別の青色のバージだったので3日で1隻目 のバージ(サビ色)は満杯になったのだろう。3日後の18日の夜は2隻目のバージ(青)のドレッジングが終ったらしく、バージは姿を消していた。19日は3隻目(サビ色)のバージに ドレッジングしていた。バックホーの腕は深さ5mを示していた。23日夕刻は4隻目(青)のバージが見えた。



腰越港の浚渫バージと富士山

24日の早朝に腰越港のドレッジングでヘドロを満載した4隻目のバージ(青)が小型タグボート(赤)に曳航されて三崎の方角に曳航されていった。手前のタグボート は空の5隻目のバージ(サビ色)を曳航してきて小型タグボート(赤)に引き渡し、その後の仕事待ちで錨泊していたらしい。腰越港は浅くてこの大型のタグボートは入 れないらしい。



大型タグボートと小型タグボート(赤)に曳航される4隻目のバージ(青)

腰越港が拡張されてかれこれ10年は経過しただろうか。境川が持ち込む土砂で鎌倉で唯一の 腰越港は浚渫の時期を迎えたというわけである。インフラを維持するにも金がかかる。

January 14, 2019

Rev. January 27 2019


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