鎌倉市緑政審議会作業部会が鎌倉広町を都市公園にする前提で、土地取得費用を250億円と試算

1998年10月8日の朝日新聞によると鎌倉市緑政審議会作業部会が鎌倉広町を都市公園にする前提で、約39ヘクタールの土地取得費用を昨年の基準地価で250億円と試算したとのこと。

国や県の補助金を期待するにしても年間予算600億円の鎌倉市にとって厳しい額である。何の決定もなされていないが、開発手続きは着々と進んでおり年内開示になるとのこと。

広町緑地は都市計画法では「市街化区域」に指定されているため、法的には開発できる。土地を所有する山一土地、ハザマ、戸田建設3社の共同事業体は市の買い上げには反対していない。

開発者は約50%を緑地にして残すことを提案しているが、住民側は全面保全を主張している。


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