吾妻山

2018年1月28日(日)、ミセス・グリーンウッドが1995年に友人を案内して登った二宮駅近くの吾妻山が丁度早咲きの菜の花畑が満開であるとの ニュースを読んで、山仲間に10:00東海道線二宮駅集合で下図のような総距離2.1km、累積登攀130m、累積下り128mの登山を呼びかけた。


しかし、結局一人ででかけた。乗った東海道は快速だったため、二宮は通過し、国府津に連れて行かれた。山だけでは大した距離はない。歩く距離も適当だと判断し、一駅歩いて戻ることにし た。とはいえ、国道1号線は歩きたくない。線路の北側を歩きたいと思ったが国府津駅は弁天山が迫っていて、北側には出られない。線路にそって南側の狭い道を東に向かって行くとようやく北側に出るトンネルがあった。以後、吾妻山ま で北側を歩く。

霰もどきが降りはじめたが、構わず歩いているうちに降りやんだ。しかしお日様は出ない。吾妻山の西側にある小高い丘を迂回して吾妻山の西側の麓に着く。Viewrangerの地図には北側から登る登山道があるのでこれを選んで 登ってゆくと道は。次第に狭くなり、心細くなる。獣の糞だまりを越えてさらに登ると尾根道から谷に下るようになった。谷は敬遠し無理に尾根筋をのぼった が。尾根は途切れ下りになる地点で危険と判断しUターンした。

下ったところで土地の古老にあった。古老は今私が選んだルートは最近、人が通らないので山道 が消えてしまった。右手の畑から、道があるのでそこを登ればよいと教えてもらった。古老は「どこから来たの か?」と問う。「国府津から」というとあきれて、「どこにお住まいか?」と聞かれる。「鎌倉だ」というと、「鎌倉にはこんなところよりもっと良いコースが あるだろう」という。「無論、そうだがもう飽きてしまった」というと合点していた。

古老に教えられたとおりに畑の奥まで行ったが、道はきえてしまう。見回してもそれらしいルートは見つからない。正午も回ったし、疲れたの で畑の中の倒木に腰かけて、持参のサンドイッチとおむすびで昼食とする。元気になって、結局南から登 るしかないかと戻ろうとすると、古老がいった尾根に取りつく山道らしきものを発見。この尾根にとりついて急登攀すると菜の花一杯の山頂に着いた。今まで古老以外に誰ひとり合わなかったが、山頂は人で一杯。生 憎、富士山は見えない。遠くの真鶴岬が見える。桜の木も多いので桜のシーズンもよさそう。



山頂から真鶴半島方向を望む


山頂 から二宮駅に下る道は階段である。下りきったところで豚汁をいただきながら休憩。

以上のルートは下図の通りである。使った時間2時間30分、7.22km、累積登り289m、累積下り284m。
.

January 21, 2018

Rev. January 29, 2018


トッ プページへ