大仏切通

大仏切通とは大仏のある長谷と常磐及び笛田の境界附近の山中にある鎌倉の出入口の一つである。この切通が何時頃造られたかは不明で、吾妻鏡にも大仏切通の名称は見えないという。 現在は新道がトンネルを抜けており、旧道はその北側に一部が残っているという。裏大仏ハイキングコースから入れないか歩いてみたが分からない。

インターネットで調べると現在我々が見る 旧道の姿は実際には明治12年(1879年)から翌年にかけて工事されたもので、このとき5丁(545m)の山道を3丈(9m)切り下げて人力車が通れるようにしたと大仏入口右側にある石碑に書かれている。その後の関東大震災での倒壊などで 荒廃してしまった。平行して走る新道への倒壊もあり、一部は通るにはかなり危険な状態であるので通行止めになっているという。そのルートは打越交差点近くのバス停「火の見下」横の路地を入って新道に並行する旧道を登ってゆく。

大仏切通

グリーンウッド氏は2008/1/27このバス停「火の見下」横の路地をはいった。民家すれすれに歩いてゆくと道はやがて森の中に入り、巨岩を切り開いた切通となる。がけ崩れのために通行止めになっているところで常盤住宅街に入れる。常盤住宅街を通過し、一向堂公園に入ると右手に裏大仏ハイキングコースに抜ける道があった。

大仏切通は世界遺産登録をめざしている国指定史跡の一つである。

黒文字は世界遺産登録をめざしている国指定史跡

April 13, 2007

Rev. January 27, 2008


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