舞岡公園

横浜市戸塚区の舞岡公園を1999年12月一時間半散策した。住宅開発に取り残された山林を公園としたもので、わずかに谷間に残された水田と溜め池、雑木林などの里山の自然が残っている。犬が入れないようにフェンスを作り、自然動物を保護している。木の実をついばむ小鳥が沢山いた。

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谷間に残された水田

舞岡公園の西側は明治学院大学の横浜校舎がある。舞岡公園南側の本郷台の住宅地を東西に横切る環状3号線が東海道線東側まで完成していた。目下跨線橋の工事中である。東は杉田で湾岸道路と連結するのか?

3年後の2002年12月3日、舞岡公園を再訪した。11月が記録的に寒かったので紅葉は盛りを過ぎていた。広町緑地の公園化のモデルとされているため、興味深く視察した。広町と基本的には同じ植生だが、スダジイとヒノキの植林が見当たらない。コナラとサクラが多いのも特徴である。広町に比べ、より里山の雰囲気がある。水田はNPOが管理しているという。シラサギ、カモ、カワセミが水源の池で捕食していた。周辺の農地と境なく隣接しているのは好ましく感ぜられた。

1999年12月4日

2002年12月3日追補


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