三浦半島

子安の里

日曜日の山歩きのとき偶然子安の里に出た。

子安界隈の鳥瞰図 (緑色ルート)

そもそも葉山・森戸の海岸を散歩するつもりで車で出かけたのだが、駐車場が高額のため敬遠して、葉山の御用邸、長者が崎、湘南国際村への秋谷入り口も過ぎた。立石公園を過ぎて立石県営駐車場が空いていたのでここに駐車。海側は磯なので敬遠して山に挑戦することにする。立石不動尊の入り口から立石川の沢に入ったが、ここは滝で行く手をはばまれて退散。

更に南下して秋葉神社前の尾根にアタックしたところ、登山口がみつかる。下山して来た人に聞くと、子安の里から来たという。そのまま登ってゆくと、途中水仙畑などもあり、山頂の小屋には人が耕作に来ていた。標高170メートルの山頂を越えて下り、子安の里に出る。萱葺きの民家も散在し、まことに桃源郷といってよい風情の田舎である。山頂で左に行く道もあるが、途中で消えてしまうので注意が必要。

大楠山より子安の里方面を望む 左手が標高170メートルの山、

右手上に見える住宅群は子安の一山向こうの秋谷住宅地のものである (2004/11撮影PointA

子安の里には 炭焼き小屋や陶器を焼く窯もあり、ここから舗装道となる。谷間には遊歩道を建設中である。湘南国際村への南からのアクセス道となる 自動車道に出て下るが、トンネルはさけ、関根川沿いに下ると御滝不動尊に出る。この清水はお茶を点てるによいとのこと。車で週1回水を汲みにくるという人がいた。

トンネル経由、海岸通りに出て、元の駐車場にもどる。合計4キロ、3時間の道のりであった。

1999年1月31日

Rev. February 4, 2006


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