名栗村

2001年10月の初めの週末、名栗村に一泊の旅をした。秩父の霊園に義母の納骨をする旅である。一族郎党3世代、10数名が武川岳への登山口にある西山荘 笑美亭(わらびてい) http://www1.sphere.ne.jp/wara-bi/ なる静かな民宿に逗留し、故人をしのび親交を深めた。(Hotel Serial No.204)

名栗村は飯能市と秩父市の間にあり、西部池袋線が走る高麗川沿いの谷の西側に平行して走る谷沿いの村である。入間川がここを流れる。東京に近い割りにひなびた村で、かっては主な産業は林業であった。近年は観光と別荘誘致に熱心のようで104坪の宅地が200万円だそうである。

近年、入間川の支流を堰き止め、名栗湖なるものを建設したが、流域が狭く、水不足のようで湖底に少し水があるだけである。「わらびてい」は名栗湖より7キロ北の地点となる。湖畔には村で産出する杉材を利用する村営のカヌー工房がある。細くそいだ杉材をガラス布とポリエステル樹脂で固める工法を採用したモノコック構造のカヌーを作っている。

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カヌー工房

名栗湖の上流の有間渓谷には観光釣り場がある。また名栗湖の南岸には棒ノ嶺(969m)への登山口がある。途中まで登ってみたがなかなかの急斜面である。名栗湖の入り口には「さわらびの湯」がある。(Hot Spring Serial No.165)ここで棒ノ嶺登山の汗を流す。

翌日は秩父の霊園での納骨の儀をすませ、昭島市の昭和の森の昭和館内の車屋(Restaurant Serial No.168)で精進落しをして散会する。

名栗村のワインディング・ロードはバイカーをひきつけるらしい。いずれ愛車で訪れよう。

2001/10/17


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