伊豆大回遊ドライブ

正月は離散した家族が年1回集合する時である。グリーンウッド家もこのような風習の初回を記念して1999年1月3日伊豆大回遊を決行した。

伊豆南端の弓ヶ浜一泊とし、(Hotel Serial No. 122) 親はジープ・ラングラー、子供達はマツダRX-7に分乗し、正月恒例の箱根駅伝の帰路の一連隊が通り過ぎるのを待って出発。湘南道、箱根、伊豆スカイラインを経由、湯ヶ島に出た。伊豆スカイライン終点の峰の茶屋でとろろ麦飯の昼食。八幡と湯ヶ島を結ぶ伊東西伊豆線(県道59号)はわさび畑の見える、狭く曲がりくねった田舎道。湯ヶ島からは下田街道(国道414号)を南下。浄蓮の滝で一休み。天城峠から河津町に抜けて東海岸に出る。あとはスイセン自生地で有名な爪木崎までノンストップ。ここで寒風にさらされながら伊豆七島を間近に望む雄大な景観を満喫。

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爪木崎灯台

下田では唐人お吉やタウンゼントハリスに思いをいたしながらゆかりの寺前を通過。弓ヶ浜につくころは日が沈んでいた。弓ヶ浜は漁港がないせいか、美しい浜が無垢のまま保存されており、感激。まことに貴重な存在とみえた。ほとんど民宿だが、最近季一遊という豪華ホテルが営業をはじめた。

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弓ヶ浜

翌日はかって小さな子供達をつれて行った雲見崎を通過。堂ヶ島ではじめて洞くつ巡り (Theme Park Serial No.117) をする。堂ヶ島湾を望む丘の上に展開する蘭園 (Botanic Gareden Serial No.116) は充実した良い施設である。入場料に見合う価値があった。

帰路は戸田(へだ)港まで伊豆西海岸の断崖縁を北上し、ここで東に転じ、金冠山経由修善寺に出た。沼津市で流れ解散。子供達はそれぞれの任地に散った。沼津市では大渋滞に巻き込まれた。政府の大盤振る舞いも利用者のない北海道の有料高速道路建設などではなく、大渋滞解消などの評価基準に基づき重点的に配分してほしい。


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