シリアル番号 | 日付 |
1220 |
2008/7/13 |
名言 | 七重八重 花は咲けども 山吹の (実)みのひとつだに なきぞかなしき |
言った人、出典 | 後拾遺集 醍醐天皇の皇子・中務卿兼明親王 |
引用した人、他 | 道灌が越生(おごせ)で鷹狩りをしたとき、にわか雨にあい、みすぼらしい家にかけこんで。道灌が『蓑を貸してもらえぬか』と声をかけると、でてきた少女が黙ってさしだしたのは、蓑ではなく山吹の花一輪であった。花の意味がわからぬ道灌は『花が欲しいのではない』と怒り、雨の中を帰った。部下にその娘は蓑ひとつなき貧しさを山吹に例えたのではないでしょうか』といわれた道灌は己の不明を恥じ、この日を境にして歌道に精進するようになったという故事。 |