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733

セイの法則

2003/08/04

セイの法則とはアダムスミス、リカードウ、ミル、マーシャル、ピグなどが打ち立てた古典派経済学が公理とするもので「供給が需要を決める」Supply creates its own demandとする。そして供給は労働力市場の均衡によって決まると考えた。したがって失業はないということになる。
ケインズはセイの法則を否定し「有効需要(effective demand)=国民需要」が国民総生産(GNP)と考えた。ケインズからみれば古典派は完全雇用の場合だけに成立する特殊理論でケインズの理論が一般理論と主張した。

小室直樹著「日本人のための経済原論


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